ちんすこう風クッキー
さきほど、急に思い立ってクッキーを焼きました。
お菓子作りって、突如むくむく「やりたい!」という衝動が沸き起こってくるから不思議です。
振り返ってみれば、いつも忙しいときに限ってシャカシャカ泡だて器を動かしているので、まあ現実逃避なのかもしれませんが……。
きょう焼いたクッキーは、わたしが作るお菓子の中でも一番材料が少なくカンタンなもの。材料3つ、所要時間約25分です。
玉子は入っていないので、ザクッとした歯ざわり。
菜種油で作ればちんすこう風、溶かしバターで作れば、リッチなショートブレッド風になりますよ。
材料・手順がシンプルな分、チョコチップを入れたり、シナモンを加えたりとアレンジが効くのも楽しいところ。
今回は、余っていた柚子ピールを入れてみました。焼きあがるにつれて、キッチン全体に柑橘系の良い香りが!あっという間に爽やかな和風クッキーの完成です。
ご紹介するのが申し訳ないくらい単純なレシピですが、よかったら参考にしてみてください。
【材料】(約15個分)
- 薄力粉:100g
- 菜種油または溶かしバター:50cc
- 砂糖:50g
※お好みで、塩ひとつまみを加えても。
【作り方】
- 油と砂糖をボウルに入れ、泡だて器でよくすり混ぜる。
- 薄力粉を加えてよく混ぜる。
- 小さく丸めて天板の上で軽く潰し、170度のオーブンで約15分焼いたら完成!
ドライフルーツやスパイス等を入れる場合は、あらかた薄力粉が混ざった後にどうぞ。
また、焼く時間と温度はオーブンのクセによって異なるので、初めての場合は様子を見つつ調整してみて下さい。
洒落てはいないけれども、こういう手軽で美味しいレシピを知っていると、何かと便利なもの。
焼いている間にコーヒーを淹れて、ちょっと豊かなおやつタイムを過ごしました♪
アフリカの手編みぬいぐるみ
実はことしに入ってから、ネットショップを開業しようと日々準備をしています。
オープン目標は7月。なので、現在さまざまな問屋さんを巡っています。
雑貨ハンティングを繰り返していたある日、背後からものすごく温かい視線を感じまして。振り向いたら、コレが。
はい、アップでどうぞ☆
もーもーも!!たまりません。なんて優しい、悟りきったような表情なのでしょう。
「ネットショップでは、お洒落な生活雑貨を扱おうかしら?」
なんておぼろげに考えていたのですが、この子のインパクトに、しばし思考停止。
お洒落、ではない……。けれども素通り出来ない雰囲気でした。
後ろ姿もいいでしょう?ぼさぼさのドレッドヘアに、ぽっちゃり体型。大きさも50cmほどあって、ものすごい存在感です。
「お洒落な人が自宅に帰って、お部屋にこのコがいたら和むかしら」
なんて、無理やり自分を納得させる理由なども考えまして。
本当に自分のネットショップで扱いたいなぁ!と切望していました。
ですが……つい最近、どうやら買われてしまったようです。ショップの開店準備中なので仕方がないのですが、せめて可愛さだけでも多くの人にお見せしたい!と思い、今その無駄な情熱だけでこのブログを書いています。
ライオンのぬいぐるみを自分の店でお披露目して、販売する機会は逸してしまいました。けれども、実はほかの動物たちもいたのですよ!どれも個性的且つ非常に魅力的でした。
ライオンをはじめ、私が遭遇したぬいぐるみたちは遥か遠く、アフリカの女性たちが環境に配慮しつつ編み上げた物です。詳しいことはショップが立ち上がった際に、改めてご紹介しますね。
作り手の温かさや、作られた国の雰囲気が伝わるようなサイトにしたいなあ。
パソコンの技術はあまりないので、せめて心と言葉を出し惜しみしないで尽くさなければ。そう肝に銘じています。
マルチーズを飼う
先月末、我が家に生後3ヶ月の仔犬がやってきました。
マルチーズのオス、名前は「ころまる」です。
かれこれ4・5年前から、娘が
「ワンちゃん飼いたい、ワンちゃん飼いたい、ワンちゃん飼いたい……」
と念仏のように唱えておりまして。
ようやく夫と私も重い腰を上げて、犬を迎える決意をしました。
いや、私も子どもの頃にトイプードルを飼っていたので、犬は大好きなんですよ。けれどもその頃は、結局は母に飼育を任せきりで。子どもって、そんなものですよね。
なので、いざ自分が親となった今回は
「結局、ほぼ私が世話をすることになるだろう」
と容易に想像できます。
面倒くさいとかではく、とにかく命が重い。家族同然となった犬は病気にもなるだろうし、いずれ私よりも先に死んでしまう。それが辛い。これが一番の理由で乗り気になれず、私は今まで娘の望みを叶えてやれずにいました。
それでも、こうして犬を我が家に迎えてみると、ちょこちょこ部屋を駆け回っている姿に、ものすごく和みます。まるで、ぬいぐるみが生きているみたい!可愛くて、たまりません。
これからころまるには尻尾を振りまくるような楽しい思いをたくさんさせつつ、健康に暮らしてもらうゾと密かに決意しました。腰が重かった分、責任感は持っているはずです。
さて、犬を飼うにあたり、非常に参考になったのは以下の2冊でした。ワンコを飼う前に、ぜひ!
合体した葉と花びら
三寒四温が終わり「ようやく春だなぁ」と油断した直後に続いた、冷たい雨。これにやられて、まんまと風邪を引いてしまいました。ようやく治り、久しぶりのブログ更新です。
まだだるさの残る体で庭へ出てみると、色とりどりの花々が嬉しそうに咲いていました。
チューリップも満開♪
たしかに満開……なのですが、あれ?!
わかりますか。花の下に謎の部分が。
大きくすると、こんな感じです。
上は花びらと同じ色柄なのですが、そもそも花びらとは生える位置が違います。そして下の部分は葉と同じ緑です。ナニコレ!?
こんな変わったチューリップは初めて見たので家族で大変驚きました。けれども、調べてみたところ意外とよくある事のようです。
遺伝子のちょっとした掛け違いや植物ホルモンの影響による、形成異常だそうです。もともと花弁は葉が変形したものなので、割となりやすいのだとか。
そういえば、このチューリップ、初代は白と紫で単色だったのです。それぞれ一本ずつ、隣接して咲いていました。やがて球根ができたので翌年植えてみたところ、春には何と、こんなマーブル模様の花が咲いたというわけ。
面白い反面、ちょっと怖くもあり。植物の世界には、不思議なことがたくさんありますね。
庭の様子が、地味ながらも日々ドラマティックだということに気づきつつある今日このごろ。また何か事件(?)が起きたら、ご報告しますね。
京都の「こたべ」
京都へ旅行してきました。写真は清水寺です。
途中でポツポツと雨に降られながらの旅でしたが、これはこれで、なかなか風情があるものでした。
雲の切れ間から薄く差し込む日の光が、桜と京の町並みを照らします。
「日本に生まれて良かった……」
と、しみじみ感謝したくなるひとときです。
京都では、清水焼などの食器や、和風な雑貨を探すのも楽しいですよね。お土産に選んだ「こたべ」というお菓子も、箱の柄が本当に可愛い!!思わずたくさん買いこんでしまいました。
生八つ橋で餡子を包んだ「おたべ」という和菓子の、小さいものだから「こたべ」というのだそう。ひとつの箱に、この「こたべ」が5つ入っていました。
定番のニッキ味をはじめ、苺やチョコなど、モダンな味も揃っています。
どれも美味しそうな上に、味によって変わるパッケージの絵柄が古風な可憐さで、たまりません。中身を食べ終わっても、箱だけ取っておくこと必至です。
旅におけるお土産、大事ですよね。
舌も目も喜ばせてくれる「こたべ」のおかげで、京都の旅がとても良い印象としてまとまり、心に刻まれました。
しながわ水族館
きのう、しながわ水族館へ遊びに行ってきました。
まずはイルカショーです!水しぶきをあげてジャンプする姿に
「賢いっ」
「おりこうだなぁ」
と、思わず口から連発。さすがは水族館のスターです。
ツルツルとした体が可愛くて見惚れます。やはり哺乳類だからでしょうか。心が通い合えそう……ペットとして飼えたらいいのに。
つぎは、撮れば必ず芸術的な写真になるクラゲ。
幻想的な姿は、つい時間を忘れるほど見飽きることがありません。ペットとして飼えたらいいのに。
サメです。娘が撮影してみたら、ものすごく恐ろしい顔に!!怒り狂っているかのようです。ペットとして飼いたくありません。
ひととおり見終わって、おやつタイムです。イルカ型のパイが乗ったパフェがありました!甘さとキュートさにホッと和むひととき。レストランは、ゆったりとしたスペースが取られていて快適でした。
春休みとあって混雑していましたが、動物園や水族館は、たまに行くと面白いですよね。
「地球上には、こんな生き物がいたのか!?」
とビックリしたり、ワクワクしたり。
ふだんの生活では人間と、あとは鳥、犬、猫の存在くらいしか感じられないので……。何か、大切な感覚を思い起こしました。
刺繍ブローチ
先日、久しぶりに一目ぼれの感覚を味わいました。
といっても、人に対してではありません。
見たのは、デパートのチラシ。
そこに掲載されていたブローチの写真にやられました。
さまざまな糸とスパンコールで形作られた、小さな極彩色の世界。アリスや人魚姫といった童話キャラクターや動物などのモチーフが、独特のキュートさとユーモアを持って、ひと針ひと針縫われています。
もうツボすぎました。 沼田真央さんという刺繍作家が立ち上げたブランド"tamao"です。
「あ~可愛い」「は~たまらない」と溜め息をつきつつ悶えていたら、何とホワイトデーに夫から貰ってしまいました!
思いがけず、目の前に、憧れの人…じゃなかった、"tamao"のブローチがっ。
私の元にやってきたのは、すまし顔のマトリョーシカと、ロシアの教会です。
よくよく見ると単純なステッチの長短を巧みに使い分けて、教会の壁面がうまく表現されています。
また、刺繍色の太さのおかげで、全体に丸っこいボリューム感が出ています。コロンとした雰囲気、妙に和みます。
やはりハンドメイドは、大量生産にはない温かみがありますね。「世界にひとつ」ということで、ぐんぐん愛着も湧いてきます。
クオリティの高い手作り雑貨は最高だなぁ!と改めて感じました。「地球上のハンドメイド雑貨を集めたショップを開く」という私の夢が、ますます大きく膨らんだ気がします。