刺繍ブローチ
先日、久しぶりに一目ぼれの感覚を味わいました。
といっても、人に対してではありません。
見たのは、デパートのチラシ。
そこに掲載されていたブローチの写真にやられました。
さまざまな糸とスパンコールで形作られた、小さな極彩色の世界。アリスや人魚姫といった童話キャラクターや動物などのモチーフが、独特のキュートさとユーモアを持って、ひと針ひと針縫われています。
もうツボすぎました。 沼田真央さんという刺繍作家が立ち上げたブランド"tamao"です。
「あ~可愛い」「は~たまらない」と溜め息をつきつつ悶えていたら、何とホワイトデーに夫から貰ってしまいました!
思いがけず、目の前に、憧れの人…じゃなかった、"tamao"のブローチがっ。
私の元にやってきたのは、すまし顔のマトリョーシカと、ロシアの教会です。
よくよく見ると単純なステッチの長短を巧みに使い分けて、教会の壁面がうまく表現されています。
また、刺繍色の太さのおかげで、全体に丸っこいボリューム感が出ています。コロンとした雰囲気、妙に和みます。
やはりハンドメイドは、大量生産にはない温かみがありますね。「世界にひとつ」ということで、ぐんぐん愛着も湧いてきます。
クオリティの高い手作り雑貨は最高だなぁ!と改めて感じました。「地球上のハンドメイド雑貨を集めたショップを開く」という私の夢が、ますます大きく膨らんだ気がします。