盆踊りとバハマ
おはようございます。
もうそろそろ、夏休みも終わりですね~
(娘の小学校では、すでに授業が始まっていますが)。
毎年8月の終わりに、近所で盆踊り大会があるのですが、ちょっとビックリする現象があるのです。
炭坑節、八木節、東京音頭、と定番の曲で盛り上がりまして……、
さいごにかかる曲が「バハマ」という、なぜか昔のディスコ風サウンド。
洋楽です。
これを、炭坑節と同じ振り付けで踊るという。
浴衣姿のお婆ちゃんたちが、ディスコのリズムで舞っています。
皆、「当然でしょ」と言わんばかりの、すまし顔です。
振り付けは、あくまでも昔ながらの盆踊り風。
和太鼓がドドンがドン、とからみます。
うーん、本当にシュールです。
和洋折衷・奇妙奇天烈な盆踊り大会になっているのはウチの地域だけなのか?と疑問に感じて調べてみたら、なんと現代の盆踊り大会では「バハマ」を踊るところが、わりと存在するみたいです!
(こちらは藤沢の盆踊りの様子だそう。ウチの近所も似た感じでした)
さらに調べてみると、1970年代〜80年代に活動したドイツのディスコバンド「Boney M」による「Bahama Mama」という曲らしいですね。
えっ。ということは「バハマママ」。
思っていたよりも「マ」がふたつ多いです。
うーん、略していたのか、私の周囲では大人も子どもも「バハマ」と言っていたようでしたが。
一部地域では「バハマ音頭」(!)とも呼ばれているそうですよ。
いずれにしても、知らないうちに平気な顔して日本の盆踊りに馴染んでいる洋楽……恐るべし、です。
「Boney M」のメンバーが日本の盆踊り大会の様子を見たら、さぞかし驚くことでしょうね。