合体した葉と花びら
三寒四温が終わり「ようやく春だなぁ」と油断した直後に続いた、冷たい雨。これにやられて、まんまと風邪を引いてしまいました。ようやく治り、久しぶりのブログ更新です。
まだだるさの残る体で庭へ出てみると、色とりどりの花々が嬉しそうに咲いていました。
チューリップも満開♪
たしかに満開……なのですが、あれ?!
わかりますか。花の下に謎の部分が。
大きくすると、こんな感じです。
上は花びらと同じ色柄なのですが、そもそも花びらとは生える位置が違います。そして下の部分は葉と同じ緑です。ナニコレ!?
こんな変わったチューリップは初めて見たので家族で大変驚きました。けれども、調べてみたところ意外とよくある事のようです。
遺伝子のちょっとした掛け違いや植物ホルモンの影響による、形成異常だそうです。もともと花弁は葉が変形したものなので、割となりやすいのだとか。
そういえば、このチューリップ、初代は白と紫で単色だったのです。それぞれ一本ずつ、隣接して咲いていました。やがて球根ができたので翌年植えてみたところ、春には何と、こんなマーブル模様の花が咲いたというわけ。
面白い反面、ちょっと怖くもあり。植物の世界には、不思議なことがたくさんありますね。
庭の様子が、地味ながらも日々ドラマティックだということに気づきつつある今日このごろ。また何か事件(?)が起きたら、ご報告しますね。