てぬぐいコレクション
てぬぐいが好きです、とても。
使ってみると分かるのですが、あの両手をしっかり拭える大きさが絶妙なんです。もうハンカチでは物足りなくなってしまいました。
とくに料理の際には便利!首にかければ両手が使えて、濡れてもすぐに乾きます。
そして何といっても最大の魅力は、実にバラエティ豊かな絵柄の数々です。古風なものからモダンなものまで、1枚1枚に個性的な世界が広がり、見ていて飽きません。
例えば、食いしん坊の私が一目ぼれしたのはこちら。
ザ・プリン!! プリンの間に、缶詰っぽいミカンやチェリーがあるところもツボでした。
私は直感でてぬぐいを選ぶことが多く、こちらもパッと見て気に入った一品です。
濃紺と白のコントラストが潔い、満天の星空。
どこか抽象絵画のような雰囲気も醸しています。
そして秋になると箪笥から引っ張りだして、頻繁に使うのはこちらです。
色づいた落葉の美しさ。以前のブログでも述べましたが、私は自然こそ最高の造形美だと思っています。
さらに季節が進み、街からジングルベルの音楽が聴こえてきたら、遊びごころ溢れるこちらを。
いま密かな人気の、鳥獣戯画風!
「いったい誰が描いたんだろう?」
と頭を捻りたくなる明るさを伴った奇妙さは、本家の鳥獣戯画と同レベル。たしか東京国立博物館で購入しました。
もうひとつユーモアを感じさせる絵柄を。なんと、さくらももこさんデザインですよ!
この朱の色もお気に入りです。
季節を感じたり、クスッと笑ったり、心が和んだり。
どのてぬぐいも思い入れがあるあまり、やや使い古されてしまいました。
そろそろ新しいものを買わなくてはと考えて店に行っても、欲しい絵柄が多すぎて、店内をウロウロウロウロ……。
さんざん迷った挙句、結局買わずに帰ってきてしまうパターンも多いのです。やれやれ。